「Start up Radio!」第268回 一般社団法人HATTO 栗原 咲子さん
今回のゲスト
F.King Toggyこの番組は、起業され第一線でご活躍の方をゲストにお迎えし、いろいろなお話を伺いながら、これから起業を考えている方へメッセージをお伝えする番組です。
F.King Toggy本日のゲストは、一般社団法人HATTO 代表理事 栗原咲子さん。どんなお話が聞けるんでしょうか。今週は事業に関してのエピソードをお伺いしたいと思います。
栗原 咲子さん小学生向けにマインクラフトを使ったワークショップを開催しています。子どもさんにも届けたいという想いはもちろんありつつ、メインターゲットは親です。
F.King Toggyそうなんですよね。
栗原 咲子さんはい。だからワークショップの途中に、子どもたちがパソコンで作業しているところを親たちにも触れてもらい、体感してもらっています。そうすることで、子どもたちがゼロから新しいものを創造する力が育まれるとか、何度もブロックを積み上げてそして壊してと、トライアンドエラーするとかが分かるんです。
F.King Toggyはい。
栗原 咲子さん問題を解決する力が身に付いていることを知ってもらうと、「あぁ、子どもが何しているか分かったから、家でゲームしていてもイライラしなくなりました!」って言ってくださいます。
F.King Toggyなるほど!親としては、「こっちは片付けもしているのに、ソファでずっとゲームばっかりして!」と思っていたんだけど、いざ内容をちゃんと見てみると、街づくりをしていたり、いろんなプログラミングにつながるようなことをしていたりするって分かるんですね。
栗原 咲子さんそうなんです。これって大事なことなんだなって、親の方が「よしよし」って見守る体制ができたというのは、私たちが狙っているところではあるので、すごくうれしいです。その中身を教えなくてもいいのですが、それをどうやって使ってあげたらいいか。その場所を作ってあげるとか、環境を整えてあげるみたいなことを親ができれば、子どもたちは自分でYouTubeの動画を見て、どんどんそういうのを使いこなせるんですよ。
F.King Toggy分かりました。来週はどんなお話を伺えるんでしょうか。お楽しみに!