「Start up Radio!」第267回 一般社団法人HATTO 栗原 咲子さん
今回のゲスト
F.King Toggyこの番組は、起業され第一線でご活躍の方をゲストにお迎えし、いろいろなお話を伺いながら、これから起業を考えている方へメッセージをお伝えする番組です。
F.King Toggy本日のゲストは、一般社団法人HATTO 代表理事 栗原咲子さん。どんなお話が聞けるんでしょうか。さっそくですが栗原さんのお仕事の内容を教えていただけますか。
栗原 咲子さん親世代のアップデートです。
F.King Toggy親世代のアップデート!?それはどんなきっかけだったんでしょうか?
栗原 咲子さん小3になる息子がいるのですが、学校に行かないと言い出した時期がありまして、行かなくてもいいんだけれども、毎日つまらなさそうですごく暗い顔をしているので、彼がやりたいことをなにか応援したいと思ったのが、マインクラフトだったんです。
F.King Toggyゲームの?
栗原 咲子さんはい。
F.King Toggyマインクラフトをご存知ない方のためにお伝えすると、なんか土地があって、建物を建てていったり、街をつくっていったり、そういうイメージで間違っていないですか?
栗原 咲子さんはい、合っています。レゴのデジタル版みたいな感じですね。
F.King Toggyあぁ、なるほど。
栗原 咲子さん「ゲームはこの前も買ったから」って、初めは「ダメダメ!」って言っていたんですけど、なんか彼にきっかけがあるかなと思って、私も思い切って「じゃあ、マインクラフトやってみようか」って買ったら、のめりこんで。ものすごく驚かされるような作品を作っていって。そしてある日、彼が「プログラマーになる!」って言ったんです。そうなると日常生活が変わっていって、「じゃあそのためにちょっと算数やらなきゃね」とか「学校行かなきゃね」っていう風に彼が変わり始めたんですね。
F.King Toggyほう!
栗原 咲子さんあのままゲームを否定していたら、彼はこういう風に変わらなかったなぁっていうのをすごく思ったんです。身近にいる親が、子どものやりたいことを思いっきりやらせてあげるというのが、その子の可能性を引き出すということを私自身が体験したので、親が変わっていこうと。親の先入観で子どもに押し付けるのはやめようと。そのために始めました。
F.King Toggy来週はどんなお話が伺えるのか楽しみです。よろしくお願いします。